持続可能な地域産業の育成
こちらの農園はバリ島内で組織するカカオ豆の生産者グループに所属する専業農園であると共に、小さな個人農園に上質なカカオ豆の生産技術を指導し、カカオ農園としての自立を促す活動を行なっています。地域のカカオ産業を牽引する役割も果たしています。
カカオ農家の育成による経済成長の実現
支援先農家の代表であるI Made Sumadanaをご紹介します。彼らへの支援はカカオ豆の栽培方法だけでなく、カカオの木、土壌、周辺環境を維持するための指導と教育にも及びます。カカオ農家としての自立を促すことで経済的に豊かになり、働きがいを持ってカカオの栽培に取り組めるような環境づくりに取り組んでいます。
植林による安定供給に向けた取り組み
個人農家支援の一環としてカカオの苗木を植林し、収穫量を増やす取り組みを行っています。
通常、苗木は1〜2年程度で成長し、3年目から収穫が可能となります。こうして年々カカオ豆の収穫量を増やすことで将来的な安定供給を実現すると共に持続可能な経営の実施を促進しています。