インドネシアのカカオ農園から最新の情報が入ってきました。今期もカカオの収穫時期を迎え、出荷に向けて急ピッチで加工が行われているようです。
ところで皆さんはカカオの実をご覧になったことはありますか?
こちらがカカオの実で「カカオポット」と呼ばれています。赤く色付いたカカオポットの中にはカカオの実が数十粒詰まっており、実の周りに付着した白い部分を「パルプ」と呼びます。実は収穫したてのカカオの実は瑞々しいフルーツなのです。パルプの部分は爽やかな香りでほんのりと甘酸っぱく、フルーツの女王と呼ばれるマンゴスチンに似た食感です。種の部分は食べられないため、口の中で果汁を吸って吐き出すところもマンゴスチンそっくりです!
数年ほど前、私が住んでいた家の近くにもカカオの木があり、近所の子どもたちがカカオの実をおやつ代わりに食べていたことをよく覚えています。カカオは世界中でも生育できる場所が限られている貴重な木なのですが、インドネシアではそれぐらいポピュラーな木だということですね!
今頃、現地の子どもたちは遊びながらカカオの実を食べているかも…なんて想像しながらカカオ豆の出荷の知らせを待っています。
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